一口に筆記試験と言っても、企業によって導入しているテストの種類は大きく異なる。主に活用されている3つのタイプを押さえておこう。
一番ポピュラーなのが、独自の自社ペーパーテスト形式で行われる一般常識テストだ。中学生レベルの国語・算数と社会のニュース常識が出題され、15分程度で終わるものが多い。前述した計算例題の復習がそのまま役立つ。
次に、大手企業やチェーン展開する企業で増えているのがSPI3適性検査だ。言語(言葉の意味や文脈)と非言語(図表の読み取りや確率)のセクションに分かれており、思考の柔軟性が問われる。受検方法はパソコン入力(Webテスト)の場合とペーパーテストの場合がある。事前の問題集を一冊パラパラと眺めておくだけで、解答スピードが段違いに上がる。
また、工場や倉庫作業、接客業の一部で採用されるのが内田クレペリン検査だ。これは、一桁の足し算を連続して行い、作業量と集中力の波をグラフ化する心理テストの一種。「作業を淡々と正確にこなせるか」「ストレス下でミスが増えないか」が判別されるため、事前の知識学習は不要だが、前日の十分な睡眠と本番での集中力が合否を分ける。