サプリメントの効果を劇的に分けるのは「何を飲むか」以上に「いつ、どう組み合わせるか」です。EAAとプロテインを同時にシェイクして飲む行為は、EAAの最大の強みである超高速吸収をプロテインの消化プロセスが阻害してしまうため、推奨されません。時間差を活かした論理的な摂取スケジュールを組むことが鉄則です。
1. 起床直後(朝一番):EAAまたはプロテイン
就寝中に枯渇したアミノ酸を1分でも早く補給したい場合はEAAが優位です。ただし、朝食をしっかり食べる余裕がない場合は、持続性のあるホエイプロテインで午前中のタンパク質を確保するアプローチが現実的です。
2. トレーニング開始15分前〜トレーニング中:EAA(ワークアウトドリンク)
トレーニング中は筋肉へ血流が集中し、胃腸の消化機能が低下します。消化不要のEAAを10〜15gほど水に溶かし、ワークアウト中に少しずつすする(イントラワークアウト)ことで、胃もたれを起こさず常に高いアミノ酸濃度をキープできます。
3. トレーニング終了後30分〜60分以内:ホエイプロテイン
トレーニング直後はEAAでアミノ酸が満たされているため、血中濃度が下がり始めるタイミングを見計らってホエイプロテイン(タンパク質20〜30g分)を補給します。ここから数時間の回復プロセスをプロテインが支えます。
4. 間食および就寝前:プロテイン(ホエイまたはソイ)
食間が4時間以上空く時間帯や就寝前のタイミングでは、緩やかに吸収されるプロテインを選択し、カタボリックを防ぐのが王道です。