日本の大動脈である高速道路ネットワークにおいて、シャワー施設の整備が最も手厚いのはNEXCO中日本エリアです。特に東西を結ぶ大動脈である新東名高速道路シャワーステーションは、ほぼすべての主要SA・PAに最新型の個室ブースが導入されており、ドライバーにとって極めて計算しやすい運行計画が立てられる環境が整っています。
新東名では駿河湾沼津SA、清水PA、静岡SA、藤枝PA、掛川PA、遠州森町PA、浜松SA、長篠設楽原PA、岡崎SAと、上下線のほぼ全域をカバーしています。これと並行する東名高速サービスエリアシャワー施設においても、東名足柄SA(EXPASA足柄)や牧之原SAといった伝統的な物流中継地点に大規模な施設が維持されており、運行形態に合わせた選択が可能です。
関西や西日本方面へ進むと、名神高速道路シャワー付きPAとして名高い草津PA(上下線)や多賀SA(EXPASA多賀)が重要な役割を果たしています。さらに山陽自動車道の小谷SAや吉備SA、淡路サービスエリアなど、NEXCO西日本シャワー料金と営業時間の設定も基本的には24時間営業・10分300円前後を基軸としており、長距離移動時の心強い給油ポイントならぬ「給湯ポイント」として定着しています。
一方で注意が必要なのが、中央自動車道シャワー施設現在における整備状況です。山岳路線である中央道は敷地の制約や冬季の凍結管理などの課題もあり、東名や新東名に比べるとシャワー設置箇所が談合坂SAや諏訪湖SAなど一部の拠点に限定されています。ルート選定の段階で「どこで汗を流せるか」を正確に把握しておくことが、深夜ドライブの明暗を分ける決定的な要素となります。