子供の頭のへこみは病気?放置Ngな危険サインと受診の目安を徹底解説

子供の頭のへこみは病気?放置Ngな危険サインと受診の目安を徹底解説

子供の頭のへこみは病気?放置Ngな危険サインと受診の目安を徹底解説の重要なポイントについて、専門知識を基に徹底解説します。

Q1:大泉門がペコペコと動いてへこんでいるのは本当に病気ではないのですか?
A1:はい、正常な生理現象です。大泉門は骨が存在せず繊維性の膜で覆われているだけなので、その下を通る脳の血管の拍動に合わせてペコペコと動くのが自然な状態です。赤ちゃんが元気にミルクを飲み、泣き叫んだりぐったりしたりしていなければ、何ら心配する必要はありません。

Q2:子供が頭をぶつけてたんこぶができました。真ん中がへこんでいますが救急車を呼ぶべきですか?
A2:意識がはっきりしていて、泣いた後に普段通り機嫌よく遊んでいるなら、直ちに救急車を呼ぶ必要はありません。たんこぶの周りが硬く盛り上がり中心が柔らかく窪む「ドーナツ型血腫」の可能性が高いですが、陥没骨折を完全には否定できません。患部を冷やしながら、受傷後48時間は嘔吐や視線の異常がないか厳重に観察し、不安がある場合は翌朝に小児科や脳神経外科を受診してください。ただし、呼びかけに応じない、痙攣した、複数回嘔吐した場合は迷わず119番通報してください。

Q3:後頭部のへこみや斜頭症のヘルメット治療は、何歳まで効果がありますか?
A3:治療開始の黄金期は「生後3か月〜6か月頃」です。この時期は頭蓋骨が非常に柔らかく、脳の容積が急速に大きくなるため、高い矯正効果が期待できます。生後7〜8か月以降でも治療可能な場合はありますが、骨が硬化し始めるため装着期間が長引く傾向があります。1歳を過ぎて大泉門が閉じ始める時期になると骨の誘導が困難になるため、治療適応外とされるのが一般的です。

Q4:大泉門が予定より早く閉じてしまったように感じます。異常でしょうか?
A4:通常は1歳〜1歳半頃に閉じますが、生後半年未満で完全に骨化して触れなくなった場合は「頭蓋骨縫合早期癒合症」や小頭症などの可能性を考慮する必要があります。健診で頭囲の拡大ペースが成長曲線に沿っているかを確認し、曲線から外れて頭囲が伸びていない場合は、早急に小児科の専門医にご相談ください。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。