イボコロリは正しく使えば非常に優れたOTC医薬品ですが、適応の境界線を見極める「トリアージの視点」が不可欠です。セルフケアを継続すべきか、専門医(皮膚科)へ切り替えるべきかの判断基準を整理します。
セルフケア(イボコロリ)が向いている人
- 足裏やかかと、指の腹など、角質が硬く厚い部位のイボ・魚の目である
- 患部が1〜2個程度と少数で、直径が数ミリ程度と小さい
- 入浴後の角質除去と毎日の塗布を1〜2週間根気強く継続できる
- 糖尿病や末梢血行障害などの持病がない(傷口が難治化するリスクがない)
直ちに皮膚科を受診すべき人
- 患部を削った際に黒い点(血管の断端)が見える、または急激に数が増えている
- 顔面、目の周囲、唇、首、陰部などの皮膚が薄くデリケートな部位にできている
- 1週間以上正しく使用しても患部に変化がない、または激しい炎症・化膿が起きている
- 患部が赤く腫れ上がり、安静にしていてもズキズキと痛む
なお、芯が無事に取れた後のイボコロリ取れた後の皮膚ケアも極めて重要です。芯が取れた直後の皮膚はバリア機能が著しく低下しています。刺激の強い消毒液を乱用するのではなく、清潔な水で洗い流した後に白色ワセリン等を塗布し、絆創膏で数日間保護して乾燥と外力から守ることで、色素沈着を防ぎながら滑らかな健康肌へと再生させることができます。