木村拓哉氏のヘアスタイル史を語る上で欠かせないのが、数々の主演ドラマで魅せたアイコニックなビジュアルです。役柄のキャラクター造形とヘアスタイルが完璧に連動しており、時代ごとのトレンドを牽引してきました。
料理人としての情熱と大人の色気が話題を呼んだ『グランメゾン東京』シリーズでは、サイドを大胆に刈り上げ、トップを後ろへ流すグランメゾン木村拓哉髪型(パーマスタイル)が社会現象となりました。毛先に施されたスパイラルパーマと立体感のあるハイライトが、アクティブさと上品さを両立させ、多くの大人の男性が美容室へ駆け込むきっかけとなりました。
一方で、冷徹な警察学校の教官を演じた『教場』シリーズでは、一転して白髪交じりのオールバックスタイルを披露。この教場木村拓哉白髪髪型は、従来の「白髪=老け見え」という固定観念を根底から覆し、ストイックな知性と威厳を醸し出す新たなグレイヘアスタイルとして定着しました。さらに、90年代のロングヘア時代から続く木村拓哉センターパートの系譜は、現代のショートスタイルの中にも前髪の立ち上がりや分け目のニュアンスとして巧みに継承されています。