兵庫県高砂市の宝殿山山腹に鎮座する生石神社。本殿の奥へと足を踏み入れると、背後の岩壁を四角くくり抜いた巨大な空間が現れ、その中央に巨大な立方体状の岩が鎮座しています。これが御神体である石の宝殿です。
規模は幅約6.4メートル、高さ約5.7メートル、奥行き約7.2メートル。推定重量は実に約500トンに達します。日本の神社建築や古代遺跡の中でもこれほど巨大な岩石を削り出し、独立した直方体として残した遺構は他に例を見ません。その威容は、まるで古代の高度文明が遺したオーパーツのような異彩を放っています。