多くの利用者が最も頭を悩ませるのが「結局、JRと連絡バスのどちらを選ぶべきか」という点です。運賃、所要時間、移動時のストレスという3つの軸から両者を厳密に比較してみましょう。
まずコスト面です。新千歳空港駅から札幌駅までのJR普通運賃は1,150円(小児570円)。これに対し、北都交通や北海道中央バスが運行する空港連絡バスの札幌都心(札幌駅・大通・すすきの)までの片道運賃は1,400円(小児700円)です。自由席同士の単純な片道比較であれば、JRのほうが250円安く済みます。しかし、JRで確実に座るために指定席「uシート」を追加すると合計1,990円となり、連絡バスのほうが590円割安になります。
次に快適性と利便性の比較です。JRの自由席は時間帯を問わず混雑が常態化しており、空港駅の時点で座席が埋まり、途中駅から乗車した乗客が通路にひしめき合う光景も珍しくありません。一方の空港連絡バスは原則として全員着席制を採用しているため、発車さえすれば目的地まで確実に座って体を休めることができます。預け入れ荷物はトランクルームに収納できるため、車内で大型スーツケースを抱えて周囲に気を遣うストレスもありません。
失敗しない選択基準は明確です。「行き先が札幌駅周辺で、とにかく時間を優先したい」ならJR快速エアポート。一方、「目的地がすすきの・中島公園エリアのホテルである場合や、大きな荷物があり乗り換え階段を避けたい」なら空港連絡バスを選ぶのが最もスマートな判断です。