ジェイソン・ステイサムのキャリアを代表するメガヒットシリーズでは、作品や媒体によって異なる声優がキャスティングされ、それぞれ独自の魅力を放っています。
1. 『トランスポーター』シリーズ:東地宏樹 vs 井上和彦の双璧
ステイサムの出世作である『トランスポーター』シリーズは、吹き替えファンの間で最も語り草となっている作品です。
劇場公開およびBlu-ray/DVD(ソフト版)で主人公フランク・マーティンを演じたのは東地宏樹。冷静沈着でスマート、黒スーツを着こなすプロの運び屋としてのダンディズムを見事に表現しました。一方、テレビ朝日系『日曜洋画劇場』の放送版で起用されたのが井上和彦です。井上版は色気と抜け感を強調し、時折見せるユーモアや荒々しさが際立つ名演として、地上波視聴者に強烈なインパクトを残しました。
2. 『ワイルド・スピード』シリーズ:山路和弘が演じる孤高の殺し屋
大ヒットシリーズ『ワイルド・スピード』にデッカード・ショウとして登場して以降、山路和弘の独壇場が続いています。『ワイルド・スピード SKY MISSION』からスピンオフ『スーパーコンボ』、最新作に至るまで一貫して山路が担当。ファミリーを脅かす圧倒的な強敵から、頼れる共闘相手へと変化していくショウの人間味と狂気を巧みに演じ分けています。
3. 『MEG ザ・モンスター』シリーズ:巨大ザメに立ち向かう無骨なヒーロー
超巨大ザメと対峙する海洋パニックアクション『MEG ザ・モンスター』シリーズでも、レスキューダイバーのジョナス・テイラー役を山路和弘が担当。極限状態における緊迫感と、ステイサム特有のタフガイぶりをダイナミックな演技で牽引しました。