現地を訪れた旅行者が直面する生々しいトラブルや実感について、旅行クチコミサイトやSNS、現地スタッフへの取材から集約されたリアルな声を紹介します。
「桃源台の乗り換えで一番焦ったのは海賊船の強風運休。晴れているのに白波が立っているという理由で船が止まり、箱根登山バスの乗り場へ観光客が殺到してパニックになりかけました」(30代女性・個人旅行)
「元箱根港のバス停で『フリーパスが使えない』と運転手さんに言われてショックを受けた。よく見たらライバル会社の伊豆箱根バスだった。車体のカラーリングが似ていて外国人観光客も混乱していた」(40代男性・家族旅行)
「平和の鳥居で写真を撮るために並んだけれど、前に並んでいたグループが何枚もポーズを変えて撮り直すため、列がまったく進まない。極寒の湖畔で1時間立ち尽くすのは体力的につらかった」(20代女性・カップル旅行)
報道各社や観光協会の観測データでも示されている通り、芦ノ湖周辺は「山の天気」特有の急激な気象変化が日常茶飯事です。桃源台周辺が無風であっても、元箱根側の狭窄部で突風が観測されれば船は安全のために即座に見合わせとなります。デジタルサイネージや運行情報アプリをこまめにチェックする危機管理が、現場では極めて重要になります。