ネット上の口コミやSNS、知恵袋などに投稿された過去の参加者による膨大な観覧席評判レポを精査すると、座席の場所によって体験の質が真っ二つに分かれている実態が浮かび上がります。
アリーナ前方列に座ることができた当選者からは、次のような熱狂と歓喜の証言が目立ちます。
「テレビ画面ではカットされているCM中のパーソナリティー同士の談笑や、スタッフへの丁寧な挨拶が目の前で見られて涙が出た」
「終盤のサライ大合唱の熱気と、マラソンランナーが両国国技館の敷地内に入ってきた瞬間の地響きのような歓声を肌で感じられたのは一生の思い出」
一方で、独特の構造ゆえに苦戦を強いられたのが「マス席」の参加者たちです。相撲観戦の情緒を味わえる反面、生放送の長丁場においては過酷な環境へと変貌します。
「マス席は靴を脱いで上がるが、背もたれがない状態で数時間同じ姿勢を保つのは想像以上に腰にくる。途中で足が痺れて動けなくなった」
「周囲に気を遣って足を崩せず、翌日は全身が筋肉痛になった。コンパクトな折りたたみゲルクッションを持って行って本当に命拾いした」
また、2階スタンド席の参加者からは「ステージ上の推しは親指くらいの大きさにしか見えないが、番組全体の演出や巨大ビジョン、照明の切り替わりが美しく、テレビ制作の現場を丸ごと楽しむエンタメとして満足度が高かった」という冷静な分析も見られます。どの席に当たってもそれぞれの楽しみ方がある一方、事前の心構えと対策の有無が満足度を大きく左右することが分かります。