焦るあまりに間違った対処をしてしまうと、汚れを落とすどころか対象物を完全に修復不能にしてしまいます。特に拡散されがちな誤解とNG行動を整理しました。
【やってはいけない4大NG行動】:
1. 水やお湯で濡らしたティッシュで力任せにゴシゴシ擦る
油性成分が水と反発し、ティッシュの繊維が巻き込まれてインクが周囲へ滲み広がります。特に布地や壁紙では汚れの面積が2倍以上に拡大する最悪の手法です。
2. プラスチックや合皮製品に「除光液」を使用する
アセトンを含む除光液は、樹脂素材そのものを融解・変色させます。光沢感が永久に失われ、触り心地もベタつくようになります。
3. フローリングやツヤ塗装家具に「メラミンスポンジ」を使う
メラミンスポンジは微細な「やすり」と同じ構造です。表面のワックス層やクリア塗装を削り落としてしまい、そこだけ曇ったようなツヤ消し状態になってしまいます。
4. 最初の段階で「塩素系漂白剤」を直接かける
油性樹脂の皮膜が残ったまま塩素系漂白剤を使用すると、化学反応によって色素が化学変化を起こし、黄色や茶褐色に変色して繊維に永久定着する恐れがあります。