一世風靡セピアを語る上で欠かせないのが、哀川翔や柳葉敏郎といった強烈な個性を放つメンバーたちの存在だ。グループ内で切磋琢磨した彼らの熱量は、まさに日本の芸能界における一つの大きなエポックメイキングであった。互いに強烈な自己主張を持ちながらも、小木という絶対的なリーダーのもとで一つの巨大な熱波を生み出していたのだ。
解散後、哀川は映画界を牽引する存在となり、柳葉は国民的人気俳優としての道を歩んだ。しかし、彼らが対談などで折に触れて語るのは、路上の地べたで共に汗を流した小木への深い敬意と、決して色あせない強い絆である。