今家を買う人が信じられない?5年後10年後の破綻危機と不動産の真実

今家を買う人が信じられない?5年後10年後の破綻危機と不動産の真実

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Q1:今すぐ家を買わないと、さらに価格が上がって一生買えなくなるのが怖いのですが?
A1:その焦りこそが典型的な高値掴みの心理的トラップです。現在の価格高騰はインフレと資材高、低金利が支えてきたものであり、金利上昇に伴って買い手の借入上限が縮小すれば、実需向け物件の価格上昇ペースは確実に頭打ちを迎えます。「買えなくなる恐怖」で身の丈に合わないローンを組むことのほうが、生涯の破綻リスクとしては遥かに致命的です。

Q2:すでに変動金利で限界まで借りています。今すぐ固定金利に借り換えるべきでしょうか?
A2:一概に全員が固定へ乗り換えるべきとは言えません。現在の固定金利はすでに将来の利上げを織り込んで高めの水準にあります。まずは借換試算を行い、「金利差による毎月の返済増額に家計が耐えられるか」を確認してください。もし返済額の上昇に耐えられない場合は、固定への乗り換えではなく、家計支出の徹底的な見直しと繰り上げ返済用資金の貯蓄、そして金融機関への相談を優先するのが現実的です。

Q3:10年後に不動産価格が下落した場合、住み続ける分には問題ないのでは?
A3:一生涯その家に住み続け、ローンの返済にも全く困らないのであれば、帳簿上の価格下落自体は直接の生活破綻を意味しません。しかし問題は、「リストラ」「病気」「親の介護」「離婚」など、予期せぬライフイベントで家を手放さざるを得なくなった瞬間です。売却額でローンを完済できなければ家を売ることもできず、人生の選択肢を奪われる牢獄と化してしまいます。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。