ネット通販の商品ページに並ぶ「サイズ表記裾周り」という項目。具体的に裾周りどこの位置を指しているかというと、衣類の最も下の端、つまり「裾(ヘムライン)」の縁に沿ってぐるりと1周した外周の長さを指します。
最も事故が起きやすいのが、裾周りと裾幅の違いを曖昧にしたまま注文してしまうケースです。「裾幅」は洋服を平らな場所に置いた状態で、裾の両端を直線で結んだ長さ(横幅)を指します。一方の「裾周り」は前身頃と後身頃を合わせた全周の長さです。単純計算では「裾幅 × 2 = 裾周り」となりますが、この2つを取り違えてしまうと、本来の想定に対して2倍もの数値の乖離が生じ、サイズ選びで手痛い失敗を招く原因になります。
服の裾周りは、着用したときに骨盤周りやヒップ、太ももと直接干渉するデリケートなゾーンです。胸周り(身幅)が十分足りていても、裾周りにゆとりがないと布地が腰骨の上に引っかかり、不自然なシワが寄って全体のシルエットが崩れてしまいます。