教育勅語とは簡単に言うと何?12の徳目と廃止理由を徹底解明

教育勅語とは簡単に言うと何?12の徳目と廃止理由を徹底解明

教育勅語とは簡単に言うと何?12の徳目と廃止理由を徹底解明について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をご確認ください。

戦後の日本の教育は、教育勅語に代わって1947年に制定された「教育基本法」を根幹としています。この二つの教育理念の間には、越えられない思想的断絶が存在します。

比較項目教育勅語(1890年〜1948年失効)現行の教育基本法(1947年制定/2006年改正)思想的相違の本質規範の発令者天皇(君主による命令・勅語)主権者である国民(国会が制定した法律)上意下達か、民主的合意形成か教育の究極目的天皇の治める国家(皇運)を扶翼すること人格の完成と平和的国家・社会の形成者の育成国家の手段か、個人自体の尊厳か国民(子ども)の立場天皇に仕える「臣民」人権を持つ独立した「主権者・個人」忠誠義務の客体か、権利の主体か道徳教育のアプローチ国が決めた特定の徳目を暗記・遵守させる多様な価値観に基づき、自律的に考え議論させる教条的注入か、自立的探究か

教育基本法が最も重んじているのは、憲法第13条にも通じる「個人の尊重」と「人格の完成」です。道徳は外部から押し付けられる規範ではなく、他者を思いやり自律して生きる過程で培われるものという前提に立っています。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。