水野孝一氏のキャリアにおいて最大の金字塔と言えるのが、2001年にスタートしたフジテレビ系バラエティ番組内の企画「全国ハモネプリーグ」の総合プロデュースです。当時のテレビ業界関係者の証言によると、「楽器を使わず、声だけでハーモニーを奏でる高校生たちの青春群像劇」というコンセプトは、水野氏の強い情熱と緻密なフォーマット設計によって具現化されました。
この番組からは、RAG FAIRやINSPiをはじめとする人気グループが次々とメジャーデビューを果たし、オリコンチャートの上位を席巻。CDバブル崩壊期と言われた2000年代初頭において、累計数百億円規模とも推計される巨大なアカペラ市場をゼロから切り拓いた実績は、日本のエンターテインメント史に残る快挙と評されています。