高速道路の規制に関して、インターネット上ではしばしば事実と異なる認識が見受けられます。混乱を避けるために正確な構造を理解しておく必要があります。
誤解1:「事故処理が終われば数分で本線が開通する」
警察による現場検証や事故車両のレッカー移動が終了しても、直ちにゲートが開くわけではありません。路面に散乱したガラス片やオイルの清掃、ガードレールや遮音壁の応急復旧工事、さらには安全確認パトロールの完了を経て、ようやく開通合図が出されます。現場作業終了の報から実際の解除までには30分〜1時間程度のタイムラグが生じます。
誤解2:「最寄りのインターチェンジで下道に降りれば早く着く」
通行止め区間内の車両が一斉に同じ一般道へ流出するため、受け皿となる国道の処理能力を即座に超えてしまいます。都市部のバイパスと異なり、地方部の接続道路は片側1車線や右折レーンの短い交差点が多く、結果として高速上で待機していた方が目的地への到着が早かったという事例は日常茶飯事です。