移動手段を選択する上で、コストパフォーマンスと時間の確実性は欠かせない評価指標となる。博多から天神地下鉄料金は、福岡市交通局の運賃改定基準に基づき、空港線利用の「天神駅」下車、七隈線利用の「天神南駅」下車ともに1区運賃の大人210円(小児110円)と同額に設定されている。
一方で、古くから福岡都市圏の移動を支えてきた西鉄バスとの競合関係も見逃せない。かつて博多〜天神間を100円で結んでいた名物サービスが終了して久しい現在、バス運賃は片道200円前後となっており、地下鉄との運賃格差はほぼ消失した。現場の実測比較データをまとめたものが以下の表である。
市内観光や複数の商談で移動を繰り返す訪問者には、地下鉄1日乗車券のお得な使い方を把握しておくメリットが大きい。大人640円で全線が乗り放題となるため、博多〜天神間を単純に2往復(計4回搭乗=840円相当)するだけで確実に元が取れる。さらに福岡市交通局では各種タッチ決済の1日上限運賃(同額水準)を導入しており、券売機に並ぶ手間を省いて改札機を直接通過できる利便性も観光都市としての完成度を際立たせている。