主演を務めた明石家さんま(今井良介役)と、ヒロインを演じた大竹しのぶ(神崎桃子役)の存在感は唯一無二だった。お笑い界のトップスターとして君臨していたさんまと、若手屈指の演技派女優だった大竹。ふたりのテンポの良い掛け合いは、台本なのかアドリブなのか判別がつかないほどの臨場感を生み出した。
劇中での運命的な出会いを経て、ふたりは実生活でも結婚(後に離婚)することになるが、現在に至るまで互いをリスペクトし合う稀有な関係性を保ち続けている。明石家さんまは今なおバラエティ界の第一線で圧倒的な司会ぶりを見せ、大竹しのぶも舞台や映画、歌手活動と第一級の表現者として輝きを放っている。テレビ番組で二人が過去を振り返るたびに語られる共演時のエピソードは、ファンの間でも常に大きな話題を呼んでいる。