まず受験生が最も気にする偏差値から整理しよう。2026年度の最新データによると、日大明誠高校の偏差値はコース・選抜方式によって異なるが、普通科(特進コース)で偏差値52前後、総合進学コースで偏差値43〜47程度が目安とされる。複数の受験情報サイトや塾関係者の情報を総合すると、山梨県内の私立高校の中では中堅上位に分類される水準だ。
入試の形式は大きく分けて一般入試と推薦入試の2種類。推薦入試については、内申点の基準(9教科合計で概ね32〜35以上)と出席日数の条件が設けられており、「推薦さえ取れれば楽勝」という甘い見通しは通用しない。推薦基準を満たしても面接や作文が課されるため、事前準備は必須だ。一般入試の倍率は近年1.1〜1.4倍の範囲で推移しており、定員割れをほぼ起こさない安定した志願状況を維持している。
合格ボーダーラインとして実質的に機能しているのは、各教科の均等な得点バランスだ。特定教科の飛び抜けた得点より、5教科での得点の安定感が評価される傾向があると塾講師の間では言われている。山梨県内では相模原・八王子方面(神奈川・東京)からの越境受験生も一定数おり、都市部の中学生にとっても現実的な選択肢となっている点が特徴的だ。