席に着いたら即座に確認したいのが、1日あたりの提供数が極めて限られている「上肉」と「ヒレ肉」の在庫状況です。
定番の「ジンギスカン(レギュラー)」は、赤身と脂身のバランスが秀逸でマトンの力強いコクを堪能できる逸品ですが、厚切りにカットされた「上肉」は脂の甘みときめ細やかな肉質が際立ちます。さらに1頭からわずかしか取れない希少部位を使った「ヒレ肉」は、羊肉特有のクセをほとんど感じさせない驚異的な柔らかさで、噛むごとに澄んだ肉汁が広がります。これら限定肉は開店から1〜2時間で完売することが日常茶飯事です。
そして、だるまの味を決定づけているのが創業以来受け継がれる門外不出の「秘伝のタレ」です。醤油ベースのキレのあるタレに、玉ねぎやりんごの自然な甘み、香味野菜の風味が絶妙なバランスで溶け込んでいます。卓上に用意された「すりおろしニンニク」と「韓国産唐辛子」をたっぷり投入することで、肉の脂の甘みとタレの辛味が完璧に調和します。
常連客の間で定番となっているのが、肉を食べ終えた後の「お茶漬け」の裏技です。タレが染み込んだご飯の茶碗を店員に差し出し、「番茶を入れてください」と頼むと、羊肉の旨味とタレが溶け出した極上のお茶漬けが完成します。締めの炭水化物としてこれ以上の贅沢はありません。