アレンジが脚光を浴びる一方で、出汁を含んだ優しい和の味わいもまた、黄金比率さえ掴めば失敗知らずの逸品になります。誰が作っても味がブレない高野豆腐煮物黄金比は以下の通りです。
【出汁と調味料の黄金比率(高野豆腐2枚・4人分目安)】
だし汁:400ml
薄口醤油(または濃口醤油):大さじ2
みりん:大さじ2
砂糖:大さじ1〜1.5(お好みの甘さに応じて調整)
塩:ひとつまみ
鍋に調味料をひと煮立ちさせ、乾燥状態の高野豆腐をそのまま投入。落とし蓋をして弱めの中火で約8〜10分コトコト煮るだけで、ふっくら均一に味が馴染みます。火を止めた後、粗熱が取れる過程で出汁が芯まで引き込まれるため、食べる30分以上前に火から下ろしておくのがプロの隠し技です。
さらに、夕食のメインやお弁当のおかずとして定番なのが、心温まる高野豆腐卵とじ作り方です。薄切りにした玉ねぎや椎茸を上記の黄金出汁で煮立て、短冊切りにした高野豆腐を加えます。具材に味が染み渡ったところで、溶き卵を回し入れ、蓋をして火を止め、余熱で1分蒸らします。卵のふんわりとした優しさと、高野豆腐から溢れ出す和風出汁が見事に融合し、胃腸が疲れている日でもサラリと食べられる滋味深い主菜に仕上がります。
また、これらは高野豆腐作り置き常備菜として極めて優秀です。清潔な保存容器に入れて冷蔵保存すれば4〜5日は日持ちし、翌日以降はより一層出汁が馴染んでカドの取れたまろやかな味へと進化します。