なぜこれほどまでに恐れられるのか。最大の理由は、不夜城・歌舞伎町の熱気と隣り合わせに存在する、圧倒的な「静寂のギャップ」にある。鳥居をくぐった瞬間に街の狂騒が消え去り、耳鳴りがするほどの静けさに包まれる体験は、訪れる者に強い心理的圧迫感を与える。
ネット上では、東京を代表する名所でありながら、いつしか心霊スポットの文脈で語られるケースが増えた。特に深夜2時を過ぎる頃、赤い鳥居の影から人影のような黒いモヤが蠢くという目撃報告や、スマホのカメラが誰もいない空間で顔認識を起こすといった怪奇現象が都市伝説として語り継がれている。