釣行前の情報収集において、多くの釣り人が陥りがちな罠が「船長日記に書かれた最高釣果(竿頭の数字)だけを見て期待値を過剰に上げてしまうこと」です。
船長日記に「マダイ竿頭12枚!」と掲載されていたとしても、その日の船中平均は1〜2枚、あるいはゼロの人が数名出ているというケースは珍しくありません。加太の海は三邦丸 釣れるポイントとして知られるナカト、シモツ、コイノセなど、非常に複雑な海底起伏(瀬)と急峻なカケアガリを有しています。船がポイントを通過するわずかな瞬間に、魚がいるピンポイントのタナへ仕掛けを同調させられた一部の熟練者だけがアタリを独占することが多々あります。
三邦丸 船長 アドバイスを真摯に読み解くと、「仕掛けの全長が長すぎると底取りで根掛かりする」「置き竿にせず、常に底を取り直す人が釣果を伸ばした」といった、釣れなかった要因と釣れた要因の対比が必ず書かれています。ネット上の華々しい釣果写真に目を奪われるのではなく、船長が警鐘を鳴らしている失敗パターンを把握することこそが、ボウズ(釣果ゼロ)を回避するための最大の防御策です。