Q1:弁膜症は薬を飲み続ければ治りますか?
A1:薬だけで変形した弁を元に戻すことはできません。処方される利尿薬や降圧薬などは、心臓の負担を軽減して症状の進行や心不全を防ぐための対症療法です。弁の構造的な異常を根本的に治療するには、カテーテル治療や外科手術による修復・置換が必要です。
Q2:高齢の親が息切れを訴えていますが、手術に耐えられるか心配です。
A2:従来の開胸手術が体力的に難しかった80代〜90代の高齢者であっても、現在は胸を開かずに太ももの血管などから行うカテーテル治療(TAVIなど)が広く普及しています。身体へのダメージが格段に小さいため、まずは専門医に治療選択肢を相談することをお勧めします。
Q3:日常生活で弁膜症を予防する方法はありますか?
A3:加齢による弁の石灰化は動脈硬化の進展と深く関係しています。高血圧、脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病をコントロールし、禁煙や適正体重の維持、バランスの良い食生活を続けることが発症や進行の抑制につながります。