赤羽の酒場文化といえば、かつては安価な焼酎ハイボールと煮込みが定番だった。しかし、その概念を根本から打ち破ったのが「呑めるエノテカ nico」という先進的なコンセプトである。単なるワインショップでもなく、堅苦しい高級レストランでもない。本場イタリアのイタリアンバールを思わせる気易さでありながら、グラス1杯に注がれるワインの質には一切の妥協がない。
店内には、厳選された自然派ワインやイタリア各州の名醸酒がずらりと並ぶ。ボトルを眺めながら立ち飲みスタイルでグラスを傾ける客もいれば、テーブル席でじっくりと料理とのペアリングを楽しむ客もいる。この自由度の高さこそが、性別や年齢を問わず人々を惹きつけてやまない最大の理由だ。