入試当事者である受験生や保護者のリアルな息遣いは、インターネット上のコミュニティやSNSへの投稿に克明に刻まれています。入試広報データだけでは読み取れない「合否発表当日の現場の実態」を取材・検証しました。
「大手掲示板(5ちゃんねる)の受験生板やYahoo!知恵袋、X(旧Twitter)では、発表時刻の11:00直後に無数の悲喜こもごもが投稿されます。『Post@netが重くて画面が5分間真っ白だった』『ログインパスワードを忘れてロックがかかりかけ、血の気が引いた』というログイン時のトラブルは毎年の恒例行事です。事前のID・パスワード確認とブラウザ保存は必須の自衛策と言えます。」(大手予備校入試情報アナリスト)
また、帝京大学の合格最低点と倍率に関する受験生の生の声も示唆に富んでいます。実質倍率が2倍前後から3倍台前半で推移する文系・理工系学部に対し、医学部一般選抜の志願倍率は年度によって30倍〜40倍を超える熾烈な激戦となります。
ネット上の合格体験談を精査すると、「赤本に記載されている過去問の合格最低点ボーダー(得点率約60〜65%)を信用しすぎた結果、入試問題の難易度平易化によってボーダーが跳ね上がり、不合格になった」という証言が散見されます。帝京大学の一般選抜では複数日程で同一学部を受験できる制度があるため、日程ごとの得点調整や受験者層の変動によって見かけ上の倍率以上に合否ラインが上下する点には十分な留意が必要です。