電話モジュラージャック徹底解説!種類・Lanとの違いと交換基準の注目されている理由を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。
通信機器を接続する角形のコネクタ全般を指す「モジュラージャック」ですが、電話用とインターネット用(LAN)では規格が根本から異なります。現場のトラブル相談で最も多いのが、「LANケーブルを電話の穴に無理やり挿そうとした」「電話線をLANポートに挿して通信できない」という初歩的な誤認です。
電話回線で用いられる標準規格はRJ11(またはRJ12)と呼ばれるもので、コネクタの幅は約9.6mm、ピン数は最大6極です。一方、有線LANに用いられる規格はRJ45であり、コネクタの幅は約11.7mm、8極8芯の構造を持っています。大きさが異なるため、LANケーブルを電話ジャックに差し込むことは物理的に不可能です。逆に電話線をLANポートに差し込むと、サイズが小さいため緩小となり、内部の金属ピンを変形・破損させる恐れがあります。
項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価電話用(RJ11/RJ12)6極2芯(6P2C)または6極4芯(6P4C) / 端子幅 約9.6mm一般家庭の固定電話・FAX・インターホン配線音声通話専用。データ通信用としては極めて低速であり現在単体利用は稀有線LAN用(RJ45)8極8芯(8P8C) / 端子幅 約11.7mm / 伝送帯域1Gbps〜10GbpsPC・ルーター・スマートテレビ等の宅内ネットワーク高速データ通信の主流。Cat6A以上の規格が新築配線のデファクトスタンダードRJ11-RJ45変換コネクタ端子形状変換アダプタ(物理ピンアサイン変換)特殊なPBX機器や一部のVoIP変換アダプタ接続「電話線をLANに変換してネットを高速化する」機能は一切ない点に要注意交換工事費用(専門業者)基本出張費+作業費:約8,000円〜15,000円部材代(500円〜1,500円)+技術料(1箇所)資格が必要な壁内工事は無理せずプロへ依頼するのが最も安全で確実
市販されている「RJ11-RJ45変換コネクタ」は、配線ピンの物理的な接続位置を合わせるための器具に過ぎません。これを取り付けたからといって、電話回線のアナログ信号がギガビットの光通信に化けるわけではないため、通信速度改善を狙った誤購入には注意してください。