一歩足を踏み入れれば、そこは昭和30年代の東京。新幹線の開通や東京オリンピックに沸いた、あのエネルギーに満ちあふれた時代だ。特に人気を集めるのが、実際に遊べるレトロゲームコーナー。現在の高精細なグラフィックゲームとは異なり、単純だからこそ熱くなるスマートボールや、パチンコ型のゲーム機に大人も子どもも夢中になっている。
「江戸屋」などの駄菓子屋では、カゴいっぱいに10円、20円の菓子を詰め込む客の姿が絶えない。かつて子どもだった大人たちが、当時の「大人買い」の夢を叶える一方で、現代の子どもたちは見たこともない珍しいおもちゃに目を輝かせる。世代を超えたコミュニケーションが自然と生まれるのも、この場所ならではの魅力だろう。