華々しい受賞劇とは裏腹に、上京直後の生活は順風満帆とは言えませんでした。広島から単身で上京した彼女を待っていたのは、言葉の壁(広島弁)やホームシック、そして環境の激変による過度なストレスでした。当初はグラビアアイドルとしての活動が主軸となり、豊満なプロポーションで雑誌の表紙を飾る機会が増える一方で、プレッシャーから過食に陥り、上京からわずか半年余りで体重が急増してしまいます。
この危機的状況の中で舞い込んだのが、フジテレビ系列の人気バラエティ番組『B.C.ビューティー・コロシアム』(司会:和田アキ子)への出演でした。当時、所属事務所から「1か月で7kg痩せられなければ広島へ帰籍(引退)」という極めてシビアな通告を受け、彼女は全国ネットのカメラの前で過酷なダイエット企画に挑戦することになります。
番組内での彼女は、朝夕の過酷なランニングや厳格な食事制限、エステ施術を受けながら必死に減量に取り組みました。1回目の挑戦では目標達成にわずか届かず涙を呑んだものの、司会の和田アキ子やトレーナーに懇願して再挑戦のチャンスを獲得。最終的に1か月半で約8kgの減量を見事に達成し、芸能界残留を勝ち取りました。このときの極限状態で見せた「目標に対する執念」と「素直さ」は、後の女優人生を支える強靭なメンタリティの礎となっています。