ならまちの真髄は、大通りから一本入った細い路地(辻子・突抜)にあります。格子越しに柔らかな光が差し込む「ならまち町家カフェ」は、日常の喧騒を忘れさせてくれる特別な空間です。
元興寺の周辺やならまち格子の家の近隣には、築100年を超える町家を改装したカフェが点在しています。地元の大和茶を贅沢に使用したシフォンケーキや、自家製シロップのソーダを提供する隠れ家では、観光地の中心にいながら静寂な時間を過ごすことができます。
また、ならまちランチ穴場として注目したいのが、大和野菜をふんだんに取り入れた和食処や、奈良県産食材をモダンにアレンジした町家ビストロです。メイン通り沿いの飲食店が長蛇の列を作っている時間帯でも、路地奥へ歩みを進めると、丁寧にひいた出汁が香る茶粥定食や手仕込みの週替わりランチを提供する実力店が静かに営業しています。これらのお店は席数が15〜20席前後と限られているため、当日のオープン直後(11時30分頃)を狙うか、事前の電話予約を入れておくことが確実です。