二人の運命が交錯したのは、2000年に上演された東宝ミュージカルの金字塔『エリザベート』の初演舞台だった。元宝塚歌劇団男役トップスターとして圧倒的な人気と気品を誇る一路真輝がヒロインのエリザベート役を演じ、死神トート役として立ち塞がったのが、圧倒的な存在感を放つ内野聖陽だった。舞台演劇の最高峰で火花を散らした二人は、愛と死が織りなす緊張感あふれる劇中さながらに私生活でも急速に接近。約6年にわたる真剣交際を経て、2006年にめでたくゴールインを果たした。
芸能界を代表するビッグカップルの誕生は、連日メディアで大々的に報じられた。二人の間には愛娘も誕生し、公私ともに順風満帆な生活を送っているかに見えた。舞台上で育まれた情熱的な愛の結晶は、多くのファンや演劇関係者から祝福を受け、理想の夫婦像として称えられたのである。