「ロキソニンやイブなどの鎮痛薬を飲んだのに全く効かない」という極限状態に陥ることがあります。この現象の多くは、歯髄腔の中で膿が大量に発生し、骨の中に密閉されて逃げ場を失っている「急性化膿性歯髄炎」や「急性根尖性歯周炎」が原因です。薬の成分が患部の局所組織まで到達できないほど強い内圧と細菌感染が起きているため、通常の消炎鎮痛薬だけでは痛みを抑えきれません。
このような薬が効かない夜間には、以下の3つの応急処置をツボ押しと並行して徹底してください。
- 1. 頬の外側から濡れタオルで冷やす:氷を直接当てるのではなく、冷水で絞ったタオルや冷却シートを頬の上から当てます。患部周辺の血管を収縮させ、鬱血と神経圧迫を抑えます。
- 2. ぬるま湯と塩水で口内を優しくゆすぐ:歯の隙間に詰まった食べかすを取り除き、口腔内の雑菌繁殖を抑えます。冷水を使うと知覚過敏反射で激痛を誘発するため、必ず体温に近いぬるま湯を使用します。
- 3. 上半身を高くして座る姿勢を保つ:完全に仰向けで寝ると頭部に血液が集中するため、枕やクッションを高く重ね、リクライニングチェアのように上半身を起こした状態で安静を保ちます。