テレビ番組の改編サイクルが年々早まるなか、なぜ所ジョージの冠番組はこれほどまでに長続きするのでしょうか。その背景には、他のタレントには真似できない独自の司会スタイルがあります。
所ジョージの真骨頂は「自分が主役になろうとせず、企画と一般人の魅力を最大限に引き出す引き算の美学」にあります。『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』の街頭インタビューや『ポツンと一軒家』で出会う住人たちの素朴な語りに対し、上から目線にならず、素直な驚きと共感を示すスタンスが視聴者に安心感を与えています。
また、『所さんの目がテン!』では自ら実験に参加し、童心を忘れない好奇心で専門家の解説を受け止めます。制作サイドにとっても「所さんに振れば企画の面白さが自然と際立つ」という絶大な安心感があり、視聴率争いが激化する現代のテレビ界でもスポンサー離れが起きない強力な要因となっています。