うまか棒を巡る話題で最も頻繁に見受けられるのが、駄菓子の「うまい棒」との混同です。名前の響きが非常に似ているため、「あのスナック菓子がアイスを出していたのか」「うまい棒アイスが生産中止になったのか」といった誤認が後を絶ちません。
実態としては、駄菓子の「うまい棒」は株式会社やおきんが販売するコーンスナックであり、アイスの「うまか棒」は株式会社明治が手掛けていた全く別の製品です。興味深いことに、両者ともに1979年(昭和54年)の発売という奇妙な一致を見せています。
明治のうまか棒は、博多弁の「うまか(美味しい)」をもじった九州テイストのネーミングであり、当時のテレビCMでも「うまかばい!」という軽快なフレーズとともに大々的に宣伝されました。この方言に根ざした親しみやすいブランディングが、日本全国の子供たちの心に深く刻み込まれる要因となったのです。