邦画アニメの躍進が目立つ日本市場ですが、洋画の実績も見逃せません。1997年公開のジェームズ・キャメロン監督作『タイタニック』は、国内興収277.7億円を記録し、四半世紀以上が経過した現在も洋画歴代1位の座を堅守しています。
続いて『アナと雪の女王』(255.0億円)、『ハリー・ポッターと賢者の石』(203.0億円)、『アバター』(159.0億円)といった作品が並びます。ここで注目すべきは、世界歴代興行収入ランキングと日本国内ランキングの顕著なギャップです。
世界興行収入ランキングでは『アバター』『アベンジャーズ/エンドゲーム』などハリウッドの超大作SF・アメコミ映画が上位を独占していますが、日本国内ではマーベル作品などのスーパーヒーロー映画が100億円を超える事例は稀です。日本市場はグローバルなトレンドと一線を画し、独自の文脈や物語性、アニメ文化を強く支持する特異なマーケット構造を持っています。