知る人ぞ知る名店では、ワンコイン前後のドリンク代だけでテーブルいっぱいに料理が広がる驚異のモーニングが繰り広げられている。地元住民が足繁く通う隠れ家的な店舗では、毎朝焼き上げる自家製パンや、旬の食材を取り入れた日替わり惣菜が惜しみなく添えられる。この圧倒的なコストパフォーマンスこそが南区の真骨頂だ。
朝限定のスペシャリテとして、具だくさんのサンドイッチや特製グラタンを提供する店も現れ、早起きしてでも訪れる価値のある目的地となっている。飲食業界全体で原材料の高騰が続くなかでも、店主たちの工夫と意地が光る贅沢なプレートは、食べる者に朝一番の活力を注ぎ込む。一度この満足感を味わえば、わざわざ足を延ばしたくなる理由がはっきりと理解できるはずだ。