同社の業績急成長を牽引しているのは、間違いなく怒涛の海外展開だ。北米市場におけるインフラ再構築特需に加え、東南アジアの急速な都市化に伴う水処理需要を確実に取り込んでいる。現地法人を通じた地域密着型の営業網と迅速な部品供給体制が、海外競合メーカーに対する強力な参入障壁として機能しているのだ。
現地取材で見えてきたのは、単なる製品の輸出にとどまらない戦略的なローカライズである。現地の泥質や電圧環境に合わせたカスタマイズを迅速に行う柔軟性が、北米の大型土木工事現場での圧倒的なシェア獲得につながった。需要の波を逃さない供給体制の確立が、収益性の底上げに直結している。