愛と欲望、そして裏切りが入り乱れる本作の人間関係は、タイムスリップ前と後で鮮やかに一変する。複雑に絡み合う復讐の構図を紐解くうえで、キーパーソンとなる主要4人の相関性と役柄の理解は欠かせない。
物語の軸となるのは、非運のヒロイン・カン・ジウォンと、彼女を影で支える完璧な上司ユ・ジヒョク。そして、彼女の人生を食い荒らした最悪の夫パク・ミンファンと、親友の皮を被った天敵チョン・スミンだ。2度目の人生でジウォンは、本来自分が背負うはずだった不幸な結婚生活をスミンに擦り付けるべく、冷徹かつ緻密な罠を仕掛けていく。
さらに、ジウォンの初恋相手であるシェフのペク・ウノや、ジウォンの味方となるU&Kフードの同僚たち、ジヒョクの家族関係までが複雑に交錯。復讐の駒が進むたびに一喜一憂させられるスリリングな人間模様こそが、本作最大の醍醐味と言える。