グローブライフフィールドの全貌|冷房・開閉屋根と広さを徹底解剖

グローブライフフィールドの全貌|冷房・開閉屋根と広さを徹底解剖

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アーリントンの広大なエンターテインメント地区「テキサス・ライブ!」に隣接するグローブライフフィールドは、NFLダラス・カウボーイズの本拠地AT&Tスタジアムと並び立つ、テキサス州屈指の巨大スポーツ拠点です。メジャーリーグのスタジアム建設において、近年主流となっている「単なる野球場から複合型デスティネーションへの昇華」を具現化した代表例といえます。

公式発表資料によると、球場の総敷地面積は約170万平方フィート(約15万8,000平方メートル)に達し、座席キャパシティは約40,300席に設定されています。旧本拠地「グローブライフ・パーク・イン・アーリントン」の48,114席と比較すると、あえて約8,000席近く席数を削減しています。この背景には、座席を詰め込むことによるチケット収入の最大化よりも、一席あたりのスペース拡大、プレミアムシートの拡充、どの位置からも死角を作らないファン体験の質向上を優先する現代MLBのスタジアムビジネス戦略があります。

設計を手掛けたのは、AT&TスタジアムやロサンゼルスのSoFiスタジアムなど、世界のアイコニックなメガスタジアムを生み出してきた名門HKS社です。透明度の高い特殊フッ素樹脂フィルム(ETFE素材)を屋根や外壁に大胆に採用することで、屋根を閉鎖した状態であっても自然光がたっぷりと降り注ぎ、従来の密閉型ドーム特有の圧迫感を完全に排除した開放感あふれる空間が創出されています。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。