2026年現在のカルチャーシーンを語るうえで外せないのが、アニメ、ゲーム、イラストレーターなどのコンテンツIPを活用した「推し活」の隆盛である。かつて秋葉原や池袋に集約していた熱量は、いまや新宿の中心地であるこのビルでも爆発的な広がりを見せている。
ファン限定の企画展やコラボレーションショップが随時開催され、フロアには限定グッズを手にするファンたちの笑顔が溢れる。SNSを通じてリアルタイムで拡散される熱気は、オンライン上のコミュニティを実店舗へと呼び戻す強烈な動機となっている。単なる購買を超えた「共感の共有地」として機能している点が、現代の消費者の心をつかんで離さない理由だろう。