いまや多くの園で定番となり、さらに進化を遂げているのが、家庭や地域の事業者から集めた端材を活用する廃材リサイクルアート展の取り組みだ。ダンボール箱、ペットボトルのキャップ、廃布、梱包材といった見慣れた廃材が、子どもたちの自由な想像力によって巨大な怪獣や繊細なジュエリーボックスへと生まれ変わる。
コストを抑えつつ環境配慮の意識を育むこの試みは、SDGs教育の観点からも保護者や地域社会から非常に高い評価を得ている。さまざまな手触りや形状の素材に直接触れ、「これ、何に見えるかな?」と問いかけるプロセスを通じて、子どもの柔軟な造形表現力と豊かな感性がどこまでも引き出されていく。