Q1:外食先で単に「お肉のラグーパスタ」と書かれている場合、ボロネーゼが出てくるのですか?
A1:必ずしもボロネーゼとは限りません。「ラグー」は煮込みソース全般を指すため、牛テールや鴨肉を煮込んだソース、あるいはトマトを一切使わない「白のラグー(ラグー・イン・ビアンコ)」、豚肉をローズマリーで煮込んだトスカーナ風など、店ごとに独自のレシピが存在します。気になる場合は、注文時にベースとなる食材(肉の種類やトマトの使用有無)をフロアスタッフに確認することをおすすめします。
Q2:家庭でボロネーゼを作る際、スパゲッティで代用するのは絶対に間違いですか?
A2:家庭料理として楽しむ分には決して禁止ではありませんが、ソースと麺の絡みやすさの観点からは平打ち麺が圧倒的に有利です。もし市販のロングパスタで合わせるなら、通常の1.6mmスパゲッティよりも、表面にザラつきのあるブロンズダイス加工の太麺(1.9mm以上)やリングイネ、あるいはリガトーニやペンネといった肉片が管に入り込みやすいショートパスタを選ぶと、本場に近い一体感を味わえます。
Q3:ボロネーゼの煮込みに赤ワインではなく白ワインを使っても本場として通用しますか?
A3:十分に通用します。実はボローニャ商工会議所の公式登録レシピにおいても、赤ワインだけでなく白ワインの使用が正式に認められています。赤ワインを使うと重厚で野性味あふれるコクに仕上がり、ドライな辛口白ワインを使うと肉の旨味が際立つ軽やかで洗練された仕上がりになります。ボローニャの家庭や名店シェフの間でも、あえて白ワインを選択する作り手は少なくありません。