「周りと差がつく華やかさを出したいけれど、どうすればペタッとならずにふんわり仕上がるのか」という疑問に対し、現場の着付け師が実践している決定的な裏技は「帯の蛇腹(じゃばら)折り」と「帯芯・三重仮紐の活用」です。
兵児帯をただ結ぶだけでは、布地の重みで下に垂れてしまいがちです。ボリュームを最大限に引き出すためには、以下の3つのステップが不可欠となります。
- 帯の上半分を内側に折り込む:胴に巻く際、上部を少し折って二重にすることで胴回りに安定感が生まれ、帯の上部に結び目をしっかり乗せることができます。
- 羽根を作る際は「山折り・谷折り」を繰り返す:結び目の両端をリボン状に広げる際、適当にくしゅくしゅとまとめるのではなく、均等に3〜4層の蛇腹折りにすることで、空気を抱え込んだような立体的でへたりにくいボリュームが完成します。
- 結び目を「斜め上」に引き上げる:左右の羽根を広げた後、結び目の根元をキュッと持ち上げて背中の高い位置(肩甲骨の下あたり)に固定します。目線が上に集まることで、スタイルアップ効果と大人らしい凛とした佇まいが生まれます。