水辺の風景は一度壊れれば、二度と元の姿には戻らない。いま問われているのは、外来生物という脅威に対する人間の側の覚悟だ。珍しいからと飼育し、手に負えなくなれば川へ流す――その軽率なひとすくいの水が、数年後には生態系を根底から覆す怪物を育てる土壌となる。
夕暮れの湖畔、水面を激しく叩く巨大な尾びれの音が響く。その波紋が完全に消え去る前に、私たちは水面下に広がる見えない戦争へと目を向け、実効性のある防除策を断行しなければならない。水底の暗殺者がすべてを食い尽くしてしまう前に。 (出典: 魚 虎(Yahoo!ニュース))
詳細を見る詳細を見る詳細を見る