若い世代を中心にSNS上で急拡散された「美容体重(BMI 20前後)」や「シンデレラ体重(BMI 18.5前後)」という言葉。タイムラインを飾るスリムなシルエットへの憧れが、極端な食事制限に走る若者を増やす要因となっている。
これに対し、生活習慣病の予防や代謝異常に詳しい栗原毅医師は強い懸念を表明する。「見た目の細さだけを追い求めてタンパク質や必須栄養素を欠いた生活を続けると、隠れ肥満や脂肪肝、若年性の骨粗しょう症のリスクが跳ね上がります。特に若い女性の過度な痩せ願望は、将来の代謝機能低下や体調不良を引き起こしかねません」と栗原医師は指摘する。数値上の美しさと身体内部の健全性は、必ずしも一致しないのだ。