人気企画の一翼を担いながらも、なぜ武井は番組からフェードアウトしていったのでしょうか。ネット上では「不祥事による降板」「スタッフとの衝突」といった根拠のない噂が散見されますが、実際の理由は番組の構造改革とコンビ活動の転換期にあります。
当時、『イッテQ』は「出川女子会」や「みやぞんの超人企画」、「ロッチ中岡のQtube」など、よりパッケージ化された強力なコーナー編成へとシフトしていました。単発の若手芸人挑戦枠が縮小される過程で、番組側のキャスティング方針と企画サイクルが合致しなくなったことが、露出減少の実質的な要因です。
さらに決定打となったのが、2017年4月に発表されたヴィンテージの解散でした。相方の大赤見展彦(現・大赤見ノヴ)との方向性の違いからコンビ活動に終止符を打ち、武井はピン芸人「武井ドンゲバビー」へ改名してサンミュージックプロダクションへ移籍。コンビとしての活動基盤を再構築する期間に入ったことで、全国ネットの大型バラエティへの露出ペースが必然的に変化することとなりました。