中目黒の喧騒から少し離れた上目黒2丁目の住宅街に位置するラヴィアラカンパーニュ。この場所が単なる「写真映えカフェ」にとどまらず、長年にわたり感度の高い大人たちに愛されている理由は、空間全体を貫く徹底した世界観の構築にあります。
プロデューサーであるロシャン・シルバ氏が手掛けた建物は、古材やアンティーク家具、使い込まれたリネン、ハーブのアロマが調和した空間です。1階にはテイクアウト可能なベーカリーや焼き菓子、手作りのジャム、さらには独自のアパレルやオーガニックフレグランスが並び、木製の階段を上がった2階がカフェ・レストランフロアとなっています。
訪れた瞬間にヨーロッパの片田舎にあるアトリエへ迷い込んだかのような錯覚を覚える陰影のある照明設計と、窓から差し込む自然光のコントラストが、InstagramやTikTokを中心としたSNSで「どこを切り取っても絵になる」と熱狂的な拡散を生む原動力となっています。