プレーンな無糖炭酸水であっても物理的・構造的リスクが伴いますが、これが市販の炭酸飲料(ジュース、エナジードリンク、フレーバー炭酸水など)となると、化学的中毒リスクが加わり危険度は跳ね上がります。
特に警戒しなければならないのが、ダイエット系炭酸飲料やカロリーオフ商品に多用される人工甘味料の「キシリトール」です。犬がキシリトールを摂取すると、わずか体重1kgあたり0.1g程度の微量であっても体内で急激なインスリン過剰放出が起こり、重篤な低血糖発作を引き起こします。さらに0.5g/kg以上では急性肝壊死を招き、命を落とす事例が後を絶ちません。
また、コーラやガラナ、エナジードリンクに含まれるカフェインも中枢神経系を興奮させ、頻脈、不整脈、痙攣、呼吸困難を引き起こします。さらに一般的な清涼飲料水に含まれる大量の砂糖や果糖ぶどう糖液糖は、急性の消化器症状のみならず肥満や糖尿病、急性膵炎の引き金となります。